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刃物研ぎ講習会のご案内@2月1日(土)

久しぶりに刃物研ぎ講習会を実施します。

お申込みフォーム
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=a116c701ba53a59f


【日時】 2020年 2月1日(土) 13:00~16:00
【定員】 6名
【講習費】 6,000円
【所持品】
・筆記具(講習用)
・手拭き用のタオル(実習用/汚れが取れにくいかもしれません)
・エプロン(実習用)

ご自身で使われている包丁や砥石は持って来てもらってもかまいませんが、当日使わない可能性もあります。

【会場】 未定 渋谷か新宿を予定しています。今週中には決定してご連絡致します。

【お問合せ】
電話 090-4727-1056 (研ぎやTOGITOGI 坂田浩志)
メール fe26cr24@gmail.com

【注意事項】
飲酒等、正常な行動が困難な状態での参加は、禁止します。
開会後であっても、参加者がそのような状態であると主催者が判断した場合は、退場させることがあります。
また、講習会の円滑な進行の妨げとなったり、他の参加者に著しく迷惑をかけるような言動があり、改善が期待できないと主催者が判断した者についても、退場させることがあります。
刃物を扱う講習会なので、ケガをするリスクがあります。主催者は、主催者に重大な過失があった場合を除いて、責任を負いません。

主催者
坂田浩志 (研ぎやTOGITOGI 代表研ぎ師)
東京都練馬区氷川台4-52-11
090-4727-1056


お申込みフォーム
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=a116c701ba53a59f
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google翻訳スゲー!

動画をアップするとき英語の字幕をつけることがある。
その際、WeblioGoogle翻訳を併用している。
物理辞書も持っているがほとんど使わない。
さらに、それでも言い回しや単語が実際に英語圏で使われているかどうかが怪しいときは、Googleで該当の単語や言い回しを検索して、意図するように使われている用例があるかどうかを調べることもある。

主力はGoogle翻訳だ。

Weblioは主に単語の確認に使う。研ぎ動画では日本語でも一般に使われない専門用語を使うことがよくあるのだが、Weblioで単語検索すると用例を表示してくれるので助かるのだ。

たとえば日本の刃物は割り込みや合わせといった柔らかい地鉄と硬い刃鉄の複合鋼のものが多く、地鉄と刃鉄を区別して表現したいという場合があるのだが、どちらも英語ではSteelなのである。Google翻訳で「刃物鋼」と入れると「Cutlery steel」と表示される。これが実際に趣旨として伝わるのだろうか。

そこでWeblioで単語検索すると、

刃物用鋼
STEEL FOR BLADE - 特許庁

刃物は鋼鉄からつくる.
Edge tools are made of [out of] steel.発音を聞く - 研究社 新和英中辞典

刃物用帯鋼の製造方法
MANUFACTURING METHOD OF BAND STEEL FOR BLADE - 特許庁

ギアを切るのに用いられる硬鋼刃物
a hard steel edge tool used to cut gears発音を聞く - 日本語WordNet

刃物用ステンレス鋼材およびその製造法
STAINLESS STEEL MATERIAL FOR CUTTING TOOL AND ITS MANUFACTURING METHOD - 特許庁

耐摩耗性および靭性に優れた刃物用鋼材
STEEL MATERIAL FOR CUTLERY EXCELLENT IN WEAR RESISTANCE AND TOUGHNESS - 特許庁


破砕用刃物用鋼および破砕刃の製造方法
STEEL FOR CRUSHING EDGE, AND METHOD FOR PRODUCING CRUSHING EDGE - 特許庁

といった例を挙げてくれるのだ。
外国の伝統的な刃物は複合鋼のものがほぼ無いので、こういう表現でつまづいてしまうのである。
このような便利な機能はGoogle翻訳には無い。

しかし主力としてGoogleを使っている第一の理由は、翻訳が早いということだ。秒で表示してくれる。Weblioはしばらく、う~~ん、と考え込む感じ。
これはたぶんサーバーの処理能力に依拠する問題なので、GoogleとWeblio運営会社の企業規模から考えると如何ともしがたい問題なのかもしれない。

Weblioは単語の検索だけではなく文章の翻訳もしてくれる。しかし言い回しがどうにもまどろっこしいのである。日本文を英訳した文章がまどろっこしいのかどうかは私にはわからないが、英文を日本文に翻訳した文章は実に直訳的でまどろっこしい。
Google翻訳の訳文は、端的だという印象である。しかもGoogle翻訳が理解できない部分は勝手に端折ってくれる。しかもスペルがちょっと間違っていても推測してくれるのだ。もちろん間違ってる部分は「間違ってるんじゃないですか?」とサジェストしてくれる。
端折られるのは、わからないんだなと理解できるので良いことなのだ。Weblioは、英文を作文してみてこれでだいじょうぶかなと翻訳させてみたとき、全ての語句や文法をむりがあっても何が何でも翻訳しようとするので、非常にわかりづらい文章になってしまう。どう修正すべきなのか方向性も見えづらいのである。

さて、私は英語がほとんど喋れないし読み書きも全く得意では無いのだが、いちおう大卒ではあり学生時代に勉強はしてきたので、翻訳サイトに丸投げして適否を検討せずにそのまま採用するということはしない。英文の作文も、はじめになんとなく自分で考えることが多い。
専門用語の多い刃物関係の動画の説明では「この単語なんだったっけなー」とか思うことが多々あるのだが、さきほど、

「尖先が折れているので修正します」

という文章をどう英語で表現するかなーと考えていた。
みなさんはどう翻訳するだろうか?


「尖先」はまあ、「Tip」でいいだろう。

「折れている」は「Broken」かな?


Because the tip of knife is broken, now I begin to repair there

こんな感じが私のイメージだ。


Weblioの翻訳は

As an apex point is broken, I make modifications

As apex ahead is broken, I make modifications

As I compromise, an apex point revises it

とみっつの案を提示してくれた。


Google翻訳はどうか。

Fix the broken tip.



それそれ!

That's it !!


AIは多くの場面で人知など簡単に凌駕して人間を領導してくれるかもしれない、領導してくれてもいい、と思った瞬間でした。
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レオパお猪口

レオパルドゲッコー/ヒョウモントカゲモドキ、というヤモリのお猪口を作ってもらった。

五つ。

お猪口なのでサイズは手の平に収まるぐらい。

だいぶ可愛い。



01 黒斑

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02 白斑

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03 青斑

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04 黒縞

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05 白縞

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とんかつ七井戸

この秋ごろからうちに出入りしている野良猫が二匹いる。
あるとき真っ黒なチビが家の中にまで侵入して来て、触らせはしないがまあまあ逃げないのだ。これまでもうちの周りに懐こい野良猫はいたが、うちの中まで入ってきたのははじめてだった。それを、東京直撃予報の出た台風19号のときに二日間ほど家に閉じ込めて、それ以後はもとどおり自由に出入りさせているのだが、ますますうちの猫のようになっている。黒い野良なので「野歩(ノアール)」と呼んでいる。
この野歩がそれからしばらくして別のさら小さいキジトラを連れてきた。キジトラはえらく痩せていて小さいくせに狂暴で、餌を食べるときグルグルと唸るので「グルウ」と呼んでいる。
野歩は触られるのを嫌がるが、チュールを与えるときだけは指までペロペロ舐めてくる。グルウは餌を食べている間は撫でられていても気づいていないのではないかと思うほど一心不乱で、チュールを与えると舐めるのではなく袋を噛み破ってガシガシ食べるので中身がボタボタと下に落ちてしまう。もちろん指ついたチュールは残さず舐め尽くす。
そんな二匹が待ち構えているので、仕事から帰るとまず餌を与えるのがここのところの日課になっている。

ところで話がぜんぜん変わるが、毎週木曜日に仕事をさせて頂いている渋谷の青山熊野神社から歩いてすぐのところに「とんかつ七井戸」というとんかつ専門店がある。8月の終わりごろに初めて包丁を出して頂いた。9寸もあるミソノのUX10と440を4本ぐらい出してもらった。
片刃に研がれていて、ある程度使い込んでいるらしく少し身幅が狭くなっていた。側面の厚みは一度も研ぎ抜いた痕が無く、やはり刃線際は分厚くなっていた。おそらくそのせいでとんかつの衣が剥がれてしまうことがあったようだ。
薄く研ぎ抜いてお返しすると、気に入って頂いたようで、それからほぼ毎週3~4本を研ぎに出してくれている。
ほかにも研ぎに出して頂いている飲食店さんや魚屋さんはあるのだが、毎週研ぎに出してくれるお店は初めてだ。
1本で「2~3日切れる」そうで、1週間を2~3本で回して、ご自分では全く研いでいないとのことだった。カウンターだけのこじんまりとしたお店でお昼しか営業していないのだが、多い日には90食以上も出るという人気ぶりだ。
実は私はお店に食べに行ったことが一度も無いのだが、包丁を研がせて頂いているご縁で通常はやっていない「お持ち帰り」に特別に対応してもらっている。たいへん美味しい。私はグルメではなくさいきんは外食もほとんどしないので批評じみたことはできないのだが、それでもKYKや和幸とははっきり違うと感じる。
美味しいのでなるべく出来たてを食べたいのだが、ボリュームがあってお昼にはもたれるので(貧乏性なので残すこともできず)このまえ家に持ち帰って晩御飯にいただいた。
レンチンしているとまだ温め終わってもいないのに、エサを与えておいた猫がエサを食べるのを中断して目を丸くして台所に駆け込んで来た。そんな破壊力だ。

さてこの「とんかつ七井戸」だが、お昼の11時ごろから2時半までしか営業していない。しかも平日だけ。
大将が隣にある「焼鳥今井」も営業していて夜はそっちに行ってしまうのだ。

今月末の29日に発売されるミシュラン東京に両店とも掲載されることが決まったそうだ。無関係の私がフライング公表していいのかどうか知らないが。

掲載されるとますます入りづらくなるかもしれないので、猫が食事を中断して走ってくる破壊力のとんかつを食べてみたい人は今週来週のうちに行っておいた方がいいかもしれない。
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【完結】 オカマ続続続報 【保険は恐い】

掲題の件。

その後、加害者と連絡がつかなくなるというようなことは無かったのだが、

「小さな会社なので登記上の事務所地にはふだん人がいない」

という説明であったり、途中で登場してきた「社長」はいま、

「とある南の島にいるので会えない」

という説明であったり、本人は

「北国(国内)で出張仕事をしているのでやはり会えない」

という説明であったり、「逃げてる疑惑」がもりもり溢れ出ていたのである。
途方に暮れたりしていたのだが。

今月初旬に完全に解決したことをご報告します。

修理代のほかに、車が使えず仕事ができなかった事故翌日1日分の休業補償と、はじめの支払予定日だった8月26日以降の未払い額に対する遅延損害金も請求して、10月10日に完納していただいた。

怪しさ満載の説明はどうも本当だったようで、単純に資金繰りが大変だったようだ。


多くの皆様からご心配やご助言を頂いたことに感謝致します。


今回の教訓。

任意保険に入ってない車にぶつかった時点でもうヤヴァい。
さいきん保険のCMで弁護士特約の宣伝してるけど、弁護士挟んだところでどうにもならない。少なくとも今回の件は。無い袖振れない。


ところで実は、私自身の任意保険で車両保険というものに加入していたのである。
いろいろやり取りしているうちに、どうも本当に資金繰りがキビシそうだなと気づきはじめたので、保険を使うことを前向きに検討することにした。

修理代は約30万円だったのだが、8月26日に半額はもらっていたので、車両保険で免責額5万円を差し引いた25万円を受け取ればプラスになるのだ。
儲けようというつもりは無いのだが、保険を使うことによって将来保険代が高くなる金額も、見込み損害金として計算上合理的な金額は受け取るのが妥当である。
そういったことを加味して考えても、相手方も資金繰りが苦しいようだし、使った方が良ければそれに越したことは無いだろう。

しかし両方から金銭を受け取って保険金詐欺扱いされても困るので、「見込み損害金として計算上合理的な金額」がどれぐらいになるのか、計算してみた。

めんどくさいのは、損害額は絶対値なのだが保険代は保険料率の上昇なので仮定条件で比較するしかないということだ。

自動車保険には「ノンフリート等級」というものがある。1級から20級まである。
1級がいちばん悪くて+64%で、20級が一番良くて▲63%という掛け率になる。
はじめて保険に入るひとは6級からスタートして、1年間保険不使用であれば翌年は1級上がるという具合だ。
対して、保険を使用すると2級下がる。そして保険を使用した翌年から3年間、事故あり料率というのが課せられる。
事故あり料率は通常料率より高く、たとえば10級で事故無しなら▲45%だが事故有料率だと▲23%になる。

私は何年か車やバイクに乗っていない(保険にも入っていない)時期があったので、保険を使ったことは無いが現在の等級は11級である。
このままいけば9年後に20級になってそれ以降はもう保険代は変わらなくなる。
保険を使った場合は2級下がるので20級になるまで11年かかる。そして3年間は事故有の割増料率が課される。

現在の保険代をベースにしてそれぞれのケースで20級になるまでに支払う金額の合計の差額を、「見込み損害金として計算上合理的な金額」ということにする。

すると、その額が約18万円という計算になった。
保険を使って約25万円もらうと、将来約18万円余計に支払わなければならない。
差額は細かくいうと約6万6千円のプラスにしかならないのだ。

ということは、すでに約15万円受け取っているにもかかわらず、修理代の残額にも満たないのである。
もちろん休業補償などは別なので、保険を受け取っても、見込み損害額として不足する分を、なお相手方に請求しなければ割に合わないのだ。

むかし手術入院したことがあって、そのときは生命保険で入院すればしただけ毎日何千円かもらえるという状態になったことがあるのだが、そのときとは雲泥の違いなのであった。

さらに恐ろしいことに、保険を使った場合は保険会社に債権譲渡する念書を書く必要があるというのである。

つまり、保険会社は私から譲渡された債権を事故の加害者に請求することができるのだ。
そして、回収できたからといって私の保険等級が変わるということは無い。
もし保険会社が事故加害者から債権回収に成功すると、保険会社は両得になるということなのだ。

もちろん、私が車に乗らなくなって保険を払わなくなったり保険会社を変えたりすると、私からの見込み保険料は入って来なくなるし、相手方から債権回収できるという保証はどこにも無い。つまり無担保無保証の債権に関する回収不能となるリスクを保険会社が私に代わってぜんぶ引き受けることになるということだ。そういう意味では保険の意義はあると言えるだろう。

それにしたって、である。
私はこれまで何年間も、毎月、車両保険代を支払ってきたのだ。その額はいくらだからわからないが、25万円には不足するかもしれないけれど、6万6千円は超えているに違いない。

保険を使って受け取る額がいくらかに関係無く、【保険を使ったかどうか】によって一律に【保険料率】が変わるというシステムなので、小額で保険を使うとどえらい損をしてしまう危険があるようだ。

たぶん50万円以上ぐらいじゃないと意味が無いのではないだろうか。その場合の車両保険代がいくらになるかはわからないのだが。

ちなみに私の車は、中古購入で、まだ距離はそんなに走っていないので気づかなかったのだが、今年で初期登録から10年を迎える。車両保険をかけることができる上限額は車両の評価額なので、今回の修理代の約30万円というのは、私の車両保険の上限額なのであった。

ちょうど11月が保険の更新時期なので調べてみたら、車両保険の上限額は10万円になっていた(笑)
ということは何かあっても免責額を差し引いた5万円しか受け取れないということだ。
もちろん車両保険部分も安くて月1000円相当ぐらいなのだが、アホらしいので当然入らなかった。
今回のような計算をしていなかったら、何にも考えずに漫然と加入していたかもしれない。

ムダな保険のオプションに入らずに済んだことと、保険会社が儲かる仕組みの一端がわかったことは、いい勉強になった。
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金門包丁の硬さを調べる。(弾殻のつづき)

「金門包丁」という包丁がある。
台湾で作られている、砲弾を材料にした包丁だ。

台湾はもともとの中華民国である。秦の始皇帝みたいな皇帝が支配していた伝統的な中国の最後の王朝であった清朝を辛亥革命で倒してできた共和国だ。
日本で大正時代がはじまった年のことであるが、すでにアヘン戦争や清仏戦争や日清戦争で領土を蝕まれたり不平等条約を結ばされたりして清が弱体化していた中での国体変更で、強固な基盤を持つ国家では無かった。
現在の中国共産党は、中華民国が成立した数年後に結党された、中華民国政府に反対する共産主義団体である。
そして第二次世界大戦の終結後に、戦争中は抗日戦争をともに戦っていた中国共産党と戦争になり、負けて、台湾に逃れたのである。それが台湾という国だ。

そしていまから約60年前、大陸の中国共産党が台湾侵攻を目指して台湾海峡にある金門島に数十万発もの砲弾を撃ち込むという事件が起きた。
このときの砲弾が「金門包丁」の材料なのだそうだ。

砲弾て、包丁になるのか?

はじめこの話を知ったときにそう思った。

鉄と言ってもいろんな種類の鉄がある。

ものすごく大まかには「純鉄」「鋼」「鋳鉄」のみっつに分類されている。
これは硬さによる分類だ。
硬さは鉄の中に含まれる炭素の量におおむね相関し、炭素の含有量で、約0.02%以下のものが純鉄、0.02%~2.14%のものが鋼、2.14%以上のものが鋳鉄と区別されている。
身の回りにあるほとんどの鉄は「鋼」である。
マンホールの蓋や南部鉄器や船の錨などが鋳鉄だ。
純鉄の製品というのが何かあるのか知らない。
鋳鉄が一番硬いのだが、包丁をはじめとする刃物の材料は鋳鉄ではない。
鋳鉄は硬すぎて加工が難しく、さらに、脆いという特徴がある。刃物は多少曲がったりするが、鋳鉄は曲がる前に欠けたり折れたりしてしまうのだ。石とかガラスに近いような性質なのである。

包丁の材料に使われるのは、鋼であるが、鋼にもいろんな硬さのものがあり、その中でもいちばん硬い部類のものが刃物に使われる。
スプーンやフォークも鋼だが(ステンレスも鋼の一種)、包丁と同じように薄く研ぐと刃先はかなりふにゃふにゃになってしまう。
車のボディーフレームや建物の鉄筋鉄骨に使われているのも鋼だが、刃物鋼ほど硬くはない。

大砲の弾もけっこう硬いかもしれないが刃物に使えるほどの硬さがあるのだろうか。

刃物に転用できる鉄もある。
発展途上国では車の板バネが刃物鋼に転用されている。鉄鋼用のヤスリを加工してナイフを作ることもできるそうだ。

いわゆる「玉鋼」という名称も、昔から造られていた砂鉄由来の和鉄を軍に納品するときの製品名で、砲弾製造にも使われたというような話を何かで読んだ覚えがあるので、案外使えるのかもしれない。


さて、これが送られて来た金門包丁。

金門包丁

けっこうきれい。


金門包丁 (1)

金門包丁 (2)

SINCE1937  金門名刀
MAESTRO WU 金合利鋼刀
MADE IN KIN MEN 〇〇〇年創〇


けっこうきれいで、爪に引っ掛かる程度には普通に刃がついている。
ためしに野菜を切ってみると、切れるが、抵抗が大きい。
刃線際3ミリの厚みを測ると刃元あたりは0.5mm台後半の部分もあり、少し薄くする余地はあったが、先端近くは0.5mmを少し下回り、著しく分厚いというほどでは無い。刃線際よりも刃体の中ほどがぽってりと分厚い印象だった。

薄く鋭く研げばよく切れるようになるのだが、万が一刃物鋼では無かった場合、最悪ふにゃふにゃになってしまう危険がある。いちど削ってしまうと元には戻せない。

この状態で力を加えて曲げ伸ばししてみても硬さはわからない。
ツボサンの硬度チェックヤスリというものを持っているので、HRCが40台か50台か60台か、という程度の大雑把さであれば推測できるのだが、本格的な硬度試験機を借りられるところがあって、いちど使ってみたかったので、何本かの包丁と一緒に持ち込んでちゃんと調べてみることにした。

ロックウェル硬度試験機もあるのだが、試験痕が大きくなるということだったので、今回はマイクロビッカース硬度試験機というものを使用した。これなら試験痕は数十ミクロン程度にしかならないので目視ではほとんどわからない。


こんな機械。

硬度計 (3)

円形の台になっているところに包丁を挟む。この写真で台の上にきているのはマイクロスコープのレンズ。左の方にあるボールペンの先のようなものが圧子。操作すると回転する。

まず、マイクロスコープでモニターに映った映像を見ながら圧子を押し付ける場所を決める。

硬度計 (2)

操作盤のスイッチを押すと、上の黒いところがくるっと回って圧子が包丁の上にきて、決められた力で決められた秒数、試料に押し付けられる。そしてまたくるっと回って、マイクロスコープがその場所をモニター上に映す。
すると、圧子が押し付けられた圧痕が映し出される。

こんな感じ。

硬度計


硬度計 (1)

黒い枠線を、画面を見ながらコントローラーで操作して、幅を合わせて、打痕の横幅と縦幅を測る。
すると打痕の面積が計算できる。
その大きさで、硬度を決めるのである。


ちなみに「硬い」という概念はちょっとややこしくて、長さや重さのように一律の基準で測ることができない。
そのため硬さの試験方法にはたくさんの種類がある。
そしてこれらのたくさんの種類の基準は、メートルとフィートと尺のように単位が違っても比例相関しているという関係とは限らないのである。つまり、ある基準であればこっちの方が硬いが別の基準だとあっちの方が硬いということがあり得るのだ。

私が知っている範囲では、今回のように圧子を押し付けて圧痕の大きさを測る方法と、試験球を落下させて反発する高さを測る方法と、引っ掻いて傷がつくかどうかを調べる方法がある。

今回のように圧痕を調べる方法が多いのだが、この方法では、展延性があって塑性(そせい)変形する素材にしか使うことができない。
展延性は、曲がったり伸びたりするという性質。
塑性変形は、曲がったり伸びたりして力を抜いても元に戻らない変形。力を抜くともとに戻るのは弾性変形という。
ガラスやセラミックは塑性変形しない。強度の限界を超えると割れてしまうのだ。割れるのは「破壊」といって概念として「変形」とは区別される。
そういう性質のものは、硬さに比例した圧痕が残らないので今回の試験機では硬さを測ることはできない。
モース硬度という引っかき硬さで判定する。ものとものを違いにこすり合わせてどっちに傷がつくかを調べる方法だ。ダイヤモンドが硬いというのもモース硬度である。
ゴムも今回の方法では調べられない。弾性変形するがほとんど塑性変形しないので、やはり圧痕が残らないのだ。ゴムの硬さは、圧子を一定の力で押し付けた状態のままで計測する特別な方法があるらしい。

硬いという概念がどういうことなのか、原子などの粒子レベルのくっつき方で考えると、粒子同士の結合力が強く、且つ、位置関係が動きにくい、という性質だと言える。結合力が弱いと割れたり欠けたりしやすい。柔らかいとか脆いとか言われる性質だ。結合力が強くても位置関係が動きやすいと、ちぎれないけれどぐにゃぐにゃ曲がることになる。これも柔らかいとか柔軟とか、粘いとか言われる性質である。
私たちは動きにくさと結合の強さの総合された性質を「硬さ」と理解しているのだが、その両方のバランス点を計測するような方法は開発されていないらしい。


話を戻そう。

今回は初めてこのような正式な機械を使ってみたわけであるが、幅と高さは人が目視して決めるので誤差が生じ得る。
もっと表面をきれいに研磨していけば誤差は生じにくいだろう。
また、試料(今回は包丁)の固定方法が甘いと、圧子を押し付けたときに力が逃げる可能性がある。その場合、圧力がしっかり加えられず圧痕は小さくなるので、硬い方に偏った結果が出るだろう。
また、圧子を押し付ける試験面はなるべく水平であるべきだ。斜めになっている場合やはり圧力が逃げてしまう可能性と、圧痕の面積が正確に測れない可能性がある。

機械は立派でもオペレーターによってけっこう誤差が生じる可能性がある。そして今回のオペレーターは素人だ。だから正確な数値とはいえないことを、はじめに言い訳しておく。

そのうえで、出た結果である。


複合鋼ではない全鋼の刃物は以下のとおり。


金門包丁 HRC36.9 HRC27.8 HRC18 HRC32.3

正本牛刀(炭素鋼・全鋼・鋼種詳細不明) HRC over(※) HRC67.9 HRC65.4 HRC63.5

ミソノUX10牛刀(スウェーデンステンレス鋼・全鋼・鋼種詳細不明) HRC61.7 HRC63.4 HRC62 HRC62.2

G.サカイ プレッピー(小型ナイフ/VG10・全鋼) HRC60.1 HRC62.4

※overは、HRCが確か68だか70までしかないので、それ以上に値になって換算できなかいという意味。


2~4つの結果が出ているのは、2~4回計測したため。
それぞれ計測する位置を変えている。
2回のプレッピーは2回連続して、4回のものは2回連続計測のあと別のものを測って2回連続計測した。
また、4回のものは、後半の2回について圧力を0.5キロから1キロまたは2キロに変更した。

金門包丁以外は、総じてむちゃくちゃ硬い結果になってしまった。これまで全鋼の包丁はHRC55~60ぐらいまでというイメージだったので鵜呑みにはしづらい。

このほかに割込みの三徳包丁と河豚引きと日本剃刀の硬さを測ったが、いずれもすんごい硬さの表示になってしまった。

だから、くどくどと誤差が生じる可能性がありますよーと前振りしていた次第なのであるが。



しかし、金門包丁の柔らかいことといったら(笑)

数値はともかくとしても、画面で見る圧痕の大きさがぜんぜん違っていたので、ほかと比べてとても柔らかいということについては疑う余地が無い。
相対的な比較として考えてもHRC30台以下ではあるだろうと考えられるのだ。

良い意味に捉えるなら、本当に大砲の弾が材料であると推測できる証拠とも言えるだろう。
そしていずれにせよ、研ぐ前にちゃんとした方法で硬さを確認しておいて良かった。



さて、これが分かった以上はふだんのように研げない。

刃先は薄くならないように注意して、中程の刃肉を減らすことにした。

右側のイメージ。

001_20190917091525332.jpg



結果。

写真を見てもよくわからないと思うが。

金門包丁 (3)

金門包丁 (4)


研ぎやすかった。
すごくゴリゴリ削れてくれるので調子に乗って削りすぎないように注意が必要。
刃持ちは良く無いと思うが簡単に研げる包丁。

金門包丁 (5)

金門包丁 (6)


打刻はなるべく消えないように。

008_20190917092125a4c.jpg


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テーマ : 包丁研ぎ
ジャンル : 趣味・実用

弾殻

昨年の春のある夜。

晩ご飯のおかずのカナダポークに低温でゆっくりと火を通しているときのことだった。
キッチンの脇の扉の外から

「すみませ~ん。」

と声をかけられた。うちは塀のむこうが駐車場になっているのだ。
何だろうと思って扉を開けてみると、なんと、黒っぽい服を来た男が庭に侵入して来ていたのである。しかも二人。しかも、手にした懐中電灯をこちらに向けた。
そしてこう言った。

「警察なんですが。」

なんだなんだ????
さっぱり意味がわからない。
すると庭の法を指さして、

「ちょっとアレのことをお聞きしたいんですけど。」



あー!! 



アレね(^^;



アレ。



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これは、はっきり覚えていないのだが、たぶん阪神淡路大震災より少し前に、太刀魚を釣りに行った大阪の南港の方で拾ったものである。
むかし従軍経験があるというお爺さんに聞いたところによると、朝鮮戦争時代の艦砲の砲弾じゃないかということだった。
頭部がフラットになっていて、中が空洞になっているのだが、本来はここに信管があって中に炸薬が詰まっているのだろう。それがあると砲弾なので当然持っていて良いシロモノでは無いのだが、弾頭と火薬を取り除く処理がしてあれば、ただのこんな形の鉄である。爆薬なんか入手できないので信管も炸薬も再生できないし、巨大で頑丈な砲筒もないので発射することもできない。
法律では弾丸や砲弾や爆弾の所持はもちろん禁止されているのだが、信管と炸薬を抜いて処理済みであれば違法ではない。
私が中高校生の頃は、炸薬を処分した銃弾や手榴弾がアーミーショップでふつうに売られていた。
それに、手榴弾の外側だけなら、第二次世界大戦末期に作られていた陶器製の手榴弾なるものの残骸が、行くところに行けば今でも大量に放置されっぱなしになっている。陶器なら合法だが鉄だと違法だというような法的線引きなど存在しない。

そして、私がここに転居してきてから10年以上この場所にずっと置いたままにしていたのだが、車が無ければ外からもよく見える場所なので、今回たまたま目にした誰かが警察に通報したのではないだろうか。

お騒がせしました。ご苦労様です。

「・・・・・あー、あれですか!!」

まあしかし懐中電灯を持っているのだし、照らして見れば処理済みということは一目瞭然だろう。

しかしそのような用件であれば、庭に侵入してお勝手から声を掛けて懐中電灯で顔を照らすというような失礼なことをせず、玄関からインターホンを押して用件を伝えれば良いではないか。警察だからといって必要が無いのに勝手に庭に侵入するのは住居不法侵入だ。そもそも現物を見たのなら処理してあることはわかるだろうし、モノはそこにどーんと置いてあるのだから私に隠そうとする意図など無いこともわかるだろうし、いまからそれを抱えて私が逃亡する危険も考えられないのだし。

いろいろと質問に答えて、入手の経緯などを説明して、そのような文句も付け加えて、

「私は法律も調べて違法なものではないと確認したので10年以上も前からあそこにああして置いているんですが、どうぞ必要なだけ調べてください。問題無いことがわかったらそのまま帰ってくださっていいですよ。用事があったらインターホンで呼んでもらえますか?いま肉焼いてるんで。硬くなっちゃってると思うんスよ。お腹がすいてるんです。」

そうして、ご飯を食べてテレビを見ていて、たぶんもう帰ったのだろうと思っていたのだが、けっこうな時間が経ってからふと窓の外に目をやると、なんと、擦りガラスが赤く明滅しているではないか。
パトカーが来てうちの前の狭い道路で赤色灯を回した状態で停車しているのだ。
驚いて外に出てみると、なんだか暗がりの中で警察官も増員されてうちを取り巻いているいる様子なのである。

「なにやってるんですか!近所の人達に事件があったと思われるじゃないですか!なんなの?違法なの?違法だったら私が悪いですけど、そうじゃなかったらあなた、ものすごく失礼ですよ?とりあえず調べるのは自由にやってもらっていいですけど、パトカー。赤色灯すぐ消して。それから警察官がいっぱいうちを取り囲むのやめてもらえますか?」

といって、赤色灯を消してもらって家の周りの物々しい男達に離れてもらって、

「で、何がどうなってるんです?」

と尋ねると、

「本部に写真を送って確認してもらっていますのでもう暫くかかります。」

とのこと。

家に戻ってテレビを見ていると、暫くしてから呼び鈴が鳴った。

警 「まんがいち中に火薬が残っていると火薬取締法違反になる可能性があります。」

あー。
なるほど。
そうきたか。
それは確かに、割ってみたことが無いのでわからない。

警 「なので、回収して処分することになりました。」

トギトギ 「え?でも穴あいてるんだから処理されてるでしょ。火薬が入ってなければ違法じゃないんでしょ?」

警 「いや、回収ということに。」

トギトギ 「令状が無いんだったら任意提出だから、なりましたっていうのはおかしいでしょ。」

しかしよくよく考えてみるとこれから何かに使う予定があるわけでもない。四角ければ良い金床になりそうだが丸いので座りが悪いのである。
そして実はこれを持って3回ぐらい引っ越ししているのだが、粗大ごみに出すとややこしい話になりそうだし、そこらへんに不法投棄するわけにもいかないし、そのたびにウスウス邪魔だな~~と思いながら持ち運んでいたのである。

トギトギ 「まあでも何かに使ってるわけでもないので、そっちからのお願いということならお渡ししてもいいですけどね」(もったいぶって)

警 「では、その方向でお願いします。」

”火薬類の発見届”というものを書くよう依頼された。
自分としては火薬類と思っていないのだが、これを提出することによって私が火薬類だと認識していた証拠にされてしまうのではないのか?という疑義があったので、
”自分としてはこれが火薬類だとは思っていないけれど、もし危険なものであれば警察で処分してください”
的な言い回しの文言を「物件の措置」という欄に付記することになった。

毛布を持って来て、お巡りさん二人が両端を持って車まで運んだのだが、むちゃくちゃ重いことに驚かれていた。
40キロぐらいはあったと思う。1人でも持ち上げられなくは無いので60キロは無かったと思う。
世界大戦のころはこれを兵隊が手で砲身に装填していたという。ものすごい重労働だったろう。

トギトギ 「どこで処分するんですか?」

警 「自衛隊に持って行くことになりました。」

トギトギ 「どうやって火薬があるか調べるんですか?」

警 「いや、調べないです。このまま処分。」

なんじゃそら(^^;

分解してもらって、やっぱり合法だったじゃないか!と胸を張ってみたくもあり、しかしまんがいち火薬が残っていた場合は、たぶん過失処分規定なんか無いと思うけど未必の故意で有罪になったりするのかなあと心配であってみたり。



さて、この出来事は当時もブログに書こうかなとちょっと思ったのだが、刃物とはなんの関係も無い私的なことなのでまあいいかと書かないでいたのであるが、実はこういった砲弾の残骸を加工して包丁を作っている会社があるのだ。
とうぜん、日本ではない。
台湾に。

http://photrip-guide.com/2016/04/05/kinmen-knife/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E9%96%80%E5%8C%85%E4%B8%81
https://www.maestrowu.com.tw/

台湾はもともと、清朝を倒して中国大陸に成立した中華民国で、第二次世界大戦が終わったあと、ソ連の支援を受けた中国共産党に攻撃されて台湾に落ちのびた国なわけであるが、この争いのときに中国共産党の人民解放軍が台湾に向けて撃ち込んだ何十万発もの砲弾を再利用して包丁に作り直しているのである。
日本の対応とくらべると実におおらかなお国柄だ。
記事の写真を見ると弾頭が残っているものまであるので、対応としては日本の方が好ましいと私でも思うが。

どんな包丁なのだろうと気にはなっていたのであるが、なんと此の度、その包丁の現物を送って来ていただいた方がいたのである。
この記事はその包丁の記事の前振りである。
本編の方が短くなるかもしれない。


つづく。
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藝祭2019

東京藝術大学の学園祭に今年も行って来た。

模擬店で買い物をした。オチョコ。

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益子焼は黒や赤茶といった濃色でずっしりとした質感が特徴であるが、このお猪口は淡色で重厚ではなく、厚みはちょうど口当たりの良い感じである。

なんていうことをWikipediaの益子焼の解説を見ながらテキトーに書いてみたが、ほんとは焼き物には大して興味は無いし、「ナントカ焼き」とかいった種類はほとんどわからないし、高いものと安いものの違いなどさっぱりわからない。
ただ、近年店頭に並んでいるものの多くは型に入れて形を作って印刷機で手書き風の模様をプリントしたようなものが多く、面白味が無いのだ。食器は機能・性能が何より大切な仕事の道具では無いので、できれば手造りで風合いの感じられるものが好ましい。

ただし好事家では無いしお金持ちでも無いので、高価なものが欲しいわけでもない。

それで、芸大の模擬店のようなところでは、基本的には相応の価格のきれいなものが販売されているが、端っこでちょっとアラがあったりするものが廉価販売されていることがあるのだ。
しかしこういうところで売られているお安い品物は、製造コストの安い国で大量生産した粗製乱造品とは違うので、シゲシゲと見ればなるほどここかなと思うような多少のアラはあってもそれはそれで面白味として楽しむことができたりするのである。

しかしこのお猪口はフチに何かちょこっとついているのがアラなわけではない。

安いのを買ったのではないのだ。

ほし~~~~!!!!と思って買った品物なのである。

ひとによってはウゲ~~~!!!!と顔をしかめるかもしれない。

このチョボっと出ている部分がいったい何なのかというと、

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こういうこと。



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カワイイ。

孵化して間もない赤ちゃんトカゲが、ちょうどこれぐらいの大きさ。

顔もチョーカワイイ。

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お酒が進みすぎてヤヴァい。


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作家さんは、陶芸学科(でいいのかな?)の修士2年生の、矢津田貴慧さん。
ご実家が窯元で、今年卒業されてそちらで仕事をされるとのこと。

紹介してもらえると嬉しい、ということだったので、Facebookのページをリンクしておく。作品が何点か紹介されている。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100014672943117

このような立体的な焼き物はあまり見かけないのだが、お聞きしてみると、焼く前のまだ柔らかい状態で、立体物をつけた部分が重みで歪んでしまいやすいのだそうだ。

いまは卒業制作で忙しくすぐにはできないが、なんと、オーダーメイドも受け付けてくれるそうだ。

お値段感は直接頼めば、お猪口ぐらいの大きさなら、多少は細かい注文をつけても1万円以内ぐらいだと思う。

ただ、こういう手仕事のものは作業時間で値段が変わるので、すごくディテールにこだわってほしいとか、自分の飼ってる子とクリソツのを作ってほし~!とか頼みたければ、たとえば一点の造形に半日も時間をかけて、材料費とか加工費とかひっくるめて1万円というのは、仕事としてはムリなお願いだろう。それにやったことが無い作業だとうまく行かないリスクもある。

と、

「このブログを見た人からムチャクチャな注文をされて困っている」

といった苦情が来ないように、いちおう申し添えておくが。

それをふまえて、それでもほし~~!!というトカゲ(および酒)好きの方、おひとつどうでしょう。



その他。

今年は展示が少なかったみたい。そのかわり、どう見ても芸祭のために義務的に作った「やっつけ仕事」的なのは無かった。
撮影した作品は「なんとなく」で、ぼくが気に入ったものではあるけど、上位からいくつ、というわけではない。
そもそも撮影自体あんまりしてない。

カワイイ立体。

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Sumb (1)

亀 モザイク画

Sumb (2)

Sumb (3)

イカ モザイク画

Sumb (4)

Sumb (5)

Sumb (6)

Sumb (7)

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オカマ続々報

相手方から、業務中の事故だったので先方の勤務会社が支払うことになった、という連絡があった。

会社の名刺ももらっていたのでホームページや本社所在地を確認してみると、こじんまりした会社のようだった。
とはいえ会社が払うと申し出ているのだからしっかりした会社なのだろう。
こちらは誰に払ってもらってもかまわない。

私からは車が使えなかった日の休業補償と車の修理代を請求していたのだが、先方の会社から自動車修理会社(以下「車屋さん」という。)に対して直接修理代を支払い、休業補償は私に直接支払うという段取りになった。
そこで車屋さんには先方の連絡先をお伝えして、見積書や請求書をそちらに送ってもらうように依頼した。

数日経って、車屋さんから電話があった。

「なんか支払いを26日まで待ってほしいって言ってるんですけど。」

エ”ーーー。

なんじゃそら。

この車屋さんは私の加入している任意保険会社の紹介だから、最悪でもこちらの車両保険で支払えることはわかってくれているのだが、話の筋がぜったいにおかしいよね?
支払われるまで修理した車は返せない。
無料で貸している代車の費用を今から支払が終わるまで請求する。
と言われてもおかしく無い。

とっとと修理した車を返してほしかったし車屋さんを面倒に巻き込むのも悪いしゴチャゴチャ交渉するのも面倒だったので、自分で修理代を立て替えた。
最悪、踏み倒されたら、自分の任意保険の免責額5万円と、これから保険代がちょっと高くなる分が持ち出し損になる。
しかし家も会社もわかっているので、夜逃げしてまで踏み倒すほどの金額では無いはずだ。

事実関係と賠償に関する合意事項を書いた念書みたいなものをこちらで作成する。
やり取りがぜんぶ終わったあとの示談書は相手に作ってもって内容確認させてもらう。
念書みたいなものを印刷して、相手に配達証明郵便で郵送する。

それで26日に支払いされてれば、相手が送ってくる示談書に署名捺印して一件落着だなと思って忘れていた。


昨日がその26日だったのだが、先方の会社のひとから電話があった。







「すみません今日支払日なんですがお金の都合がつかなくて、半額ぐらいしか払えません。」









エ”-----!!!



おまえなー、

払わんのやったらもともと会社なんか関係ないんやから払うとか口挟んでくるなよ。


しかもなに当日になって電話してきてんねん?

オレが仕事の支払いで使う資金で不渡り出したらどうするの?




なんてことは口には出さなかった(と思う)が、



「ダメですね、今日払ってください。払わないのならあなたもう関係無いので〇〇さんと直接話します。メールするので確認してほしいと伝えてください。」



と言って電話を切った。コイツを怒鳴っても疲れるだけで意味がない。


現在この状態(^^;


なお本人にメールを送ると返信はすぐに来たので少し安心。
会社ではなく自分で払うがやはり今日は半額ぐらいしか用意ができないと伝えてきた。

言葉ヅラからは私が高利貸しの借金取りみたいな役回りになってしまっているのだが、見知らぬ他人に無担保の債権を持っているという状態だから、私の立場が最も危険なのだ。
逃げ出されると裁判して債務名義をとらないと取り立てられない。
逃げなくても公正証書作りに行くとか、めんどくさいなー。
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包丁の刃先の厚みを観察してみたよ その2

【C】と【D】を研いだあとの刃先厚の画像。

【C】牛刀
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研いだ後の画像。最終仕上げは4000番。

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1~2ミクロン台ぐらいの幅だった。
4000番の砥粒の粒径の理論値は3~6ミクロンということなので、砥粒の大きさの半分以下の薄さだ。
砥粒が破砕して小さくなるとか砥泥の中でこねくり回すように研ぐとか、いろんな理由が考えられるが、そもそも砥粒のサイズが3~6ミクロンかどうかも確認していない。
撮影した範囲も数十ミクロンの幅なので全体を表しているのかもわからない。


【D】ペティナイフ
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研いだ後の画像。同じく最終仕上げは4000番。

petit01.jpg

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こちらも4000番で仕上げているのだが、おおむね1ミクロン前後という結果だった。
何故こちらの方が薄くなったのかはわからない。
まあこれも観察する場所によって違うかもしれないのだが。

思ったより刃先は薄くなる。砥粒の粒径より薄くなる。これは確からしい。


研ぎながら観察してみたいなあ。ちょっと難しいかなあ。

機械ほしいなあ。

数百万円するみたいだけどw
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