光の反射!

光って鏡で反射するじゃない。
光が鏡にぶつかって跳ね返ってるんだと思ってたんだけど、実は違うんだって。

今月発売のNewton(2016年9月号)によると、

「可視光線が金属に到達すると、金属表面の自由電子が可視光線と同じ振動数(1秒間に振動する回数)で振動し、可視光線をいったん打ち消して中に進入させません。そして同時に自由電子は、自分自身の振動によって同じ振動数の可視光線をつくり、金属表面から放ちます(反射)。」

なんだって。

壁にボールをぶつけたらそのボールは壁に吸い込まれて、同時に壁がボールをつくり出して発射する。みたいなことだよね。

スゲー。
どうやって調べたんだろう?

金属元素の特集の中で、
“金属の光沢は、自由電子がつくりだしている”
ということの説明なんけど。

金属以外の原子だと違うのかな?
それとも反射率(発射率?)の違いがあるだけで作用の機序は同じなのかな?
金属以外の原子でできた物でも光沢のあるものはあるけど、その光沢の発現の仕方が金属とほかの原子のものとで違いがあるのかな?
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クイズの答え

こういうモノです。

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高枝切り刃物。
ハサミじゃないので高枝切り鋏とは言えないのかなと思うけど、検索してみたら高枝切鋏でふつうに売られていた。

尖端のU字部分で枝をひっかけて、ひもを引っ張って枝を切る。

よく見かける高枝切鋏は、ポールの内部にワイヤーが通っていて末端のグリップを握ると尖端のハサミを連動して枝を切るという構造だ。
しかしそれより構造が単純なので故障しづらそう。故障しても修理は簡単そう。部品も刃物部分以外はホームセンターに売られている汎用品で代用できると思う。もちろん研ぐこともできる。
具合のいいようにロープを掴んで引っぱれるので力も入れやすいかもしれない。

良い道具だと思う。
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クイズ

これは何でしょう?

クジラみたいな形の刃物。

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答えは後日。
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有次菜切

有次の菜切包丁。

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研いだあと。

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私は手打ちの菜切包丁が好きだ。
たくさん研いできたが、この菜切包丁は普通じゃない。
写真で見てもわからないと思うし、普通の人は手に取ってみてもわからないと思うが、何本も研いでいる者から見ると全然違うのだ。


これ↓は柄から包丁が出ている部分を峰側から見た写真である。

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手打ちの菜切包丁は多くの場合、↓こんな感じだ。

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先にかけて薄く叩き延ばすので、テーパー状に薄くなっていくのである。

そして側面は、

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こんな風に程度の差はあるにせよハンマーで叩いた凸凹があるものなのだ。

しかし今回の有次の菜切は側面にもハンマーで叩いた痕が残っていない。
側面は緩やかな曲面になっている。

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これはどういうことか。

鍛造でも柳刃包丁や出刃包丁の多くは側面にハンマーの痕が残っていない。槌目包丁といってわざと鍛造痕を残した(拵えた)ものもあるが、一般的なものは側面が平らで少し凹んでいる。
平らなのは砥石で削っているためだ。
その際にトラックのタイヤみたいな大型の円砥に押し当てて削るので、少し凹んだ状態になるのである。

有次の菜切包丁も、刃境線を見れば鍛造であることは間違いがないのに、側面にハンマー痕が無いということは、削って平らにしているということだ。しかし凹んでいないので大型円砥で削ったのではなさそうだ。もしかするとセンというものを使って手作業ですいているのかもしれない。
ともかく、鍛造した段階では製品より少し厚めに作って側面を削っているのだろうと推察できる。


私はお客さんのものを研いだだけなので、これで使い勝手がいいのかどうかはわからない。
剛性がしっかりしていることは間違いないだろうが、ニンジンやダイコンはウスウスに叩き延ばしたものの方が抜けが良いかもしれない。
わかるのは、手間を丁寧に作られているということだけだ。たぶん値段も高いだろう。

一般の人は、そうそういろんな包丁を見比べる機会は無いから、何年も使い続けてみないと使い勝手がいいとか悪いとかわからないだろうと思う。
それでもあえてこういう高い包丁を買っていくお客さんはエラいと思う。
たぶんこれは京都有次じゃないかな?
もしかすると沖芝さんが打ったものかもしれない。


よく「どういう包丁がいいんですか?」と質問される。
刃物専門店で買うことと、パッと見てあまり特徴が無いけどほかの同じようなものと比べてなんだか高いものを選ぶといい、と言ってある。
包丁にかぎらないけど、手造りの物はいろんな目に見えないところで手を抜くことができるのだ。逆に、高いものは目に見えないところに手が掛かっているものである。永遠に気づかないかもしれないけれど。あれもない、これもない。何も不満が無く、思ったように野菜を切ることができる。そうあるために手がかけられているのだ。

それから、予算の許す範囲でちょっと高いと思えるものを買うべきだ、とも言う。
私が最も良い包丁だと思うのは、お客さんが大事に使い続けてきたであろう気配が感じられる包丁なのだ。
新品の10万円の包丁より、家族のためにたくさんの料理を何十年も作り続けてきた、手に馴染んだ包丁の方が、3000円で買ったものでも持ち主にとては良い包丁だ。
良い包丁というのは、お客さんが買ったあとに作っていくものなのだろうと思う。

安く買った包丁は、どうせ安いから切れ味が悪くても仕方ない、手間をかけて研ぐほどじゃない、買い替えればいい。ということになりがちなのだ。
安い包丁が悪いわけではないが、良い包丁に育ててもらいにくいように思う。大切に使ってもらえない。
そういう意味で、ちょっと予算を奮発して買う方がいいだろうと思うのである。
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また!

また砥石をいただいた(笑)

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岩手県産の「夏屋砥」という砥石のようだ。
刀の研ぎ師さんでも使っている方がいるとのことだった。研ぐと鉄肌が曇る。ハガネの包丁には良いと思う。


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長い青砥。
丹波の青砥と並べてみる↓

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長い・・・

砥石の原石を大きなまま保存しているのはときどき見かけるが、この砥石はあえてこの大きさに切り出していのではないだろうか。
そういえば築地のマグロ屋さんがデカい砥石を使っていた。ただこれは、砥石屋さんに長年展示されていて買い手がつかなかったものを頼まれて買ったのだと言っていたので、マグロ包丁がこの長さの砥石を必要するというわけでは無い。日本刀は普通の大きさの砥石で研ぐ。

中国の方から入手したとのことで、中華包丁を研ぐのでは、とおっしゃっていたが、中華包丁は普通の大きさの砥石で研げる。
中国で産出した砥石なのかもしれない。
粘板岩だろうとは思う。
青砥にはただの泥の塊みたいで簡単に型くずれしてしまうようなものがあるが、これはちゃんと研げる。
ただあまりに長すぎて使いにくいので、切って使うかもしれない。

どうやって切ろう・・・
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