正宗工芸

正宗というと日本刀では最も有名な刀工の一人。鎌倉時代のひと。
その二十四代目という人が鎌倉駅の近くで刃物鍛冶をしているそうです。

さすがに銘がかっこいい。
銘がかっこいいと切れ味が五倍増しぐらいになる感じ。
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ただ残念なことに、この薄刃は鎬がよれていた。
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堺の刃物とか、関東でも正本とか木屋みたいな有名どころの包丁だと、こういうのは販売店の検品でハネられると思う。分業の堺では研ぎ屋の仕事。
刀工も基本的にやることは叩いて整形する火造りと焼き入れまでの段階で、最終的な研ぎは専門の研ぎ師が行う。

土佐や燕三条などの包丁鍛冶は研ぎも含めて製品になるまで全部自分で行う。正宗さんも包丁は自分のところで研ぎまでやってるんじゃないだろうか。だとすれば刀鍛冶の本分からはちょっと逸れるから、というエクスキューズも、まあ、あり・・・なのかな?


この包丁は柄も綺麗だし切刃に木砥の跡も残っていたし裏押しもしていなかったので、全く研がれたことがなかったようだ。

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刃付けするとやっぱり目立ちます。
まあでも切れ味には影響ありません。

それよりも、持ち主は若い女性で結婚祝いでご両親から頂いたものだということだけど、これから管理できるのかなあ?ということがちょっと心配。
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ジャンル : 趣味・実用

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