改造中

だいぶ昔に買った佐治武士のダマスカスナイフ。
おそらくVG10。

saji01.jpg


どこで買ったのかも覚えていない。
もう20年ぐらい昔かもしれない。

刃物研ぎに凝るずっと前で、使うこともないので研いでもいなかった。
元はがっつり小刃がついていてそれほど切れ味は鋭くない。

木の鞘に入れてほったらかしていたらうっすらと錆が浮いていたので、鏡面に磨き上げてみたらダマスカス模様がまったく見えなくなってしまった。内曇砥石を使えば霞まないかと思ったがうまくいかなかった。ステンレスだからかもしれない。エッチングもうまいかず、ショットブラストでもやるしかないが、そこまで装備を揃える気にもなれない。
だいたい、使って研ぐたびにショットブラストで処理するなんて全く実用性を無視した話である。
私がダマスカス嫌いになった原因のナイフである。

YouTubeに鹿狩りの動画をたくさんアップロードしているJP SikaHunterさんが、鹿の解体に使っているナイフについてもいろいろ説明していて、2月の記事に書いた「頭落とし」の形状の理解にずいぶん役立ったのだが、その動画に触発されて上の佐治武士和式ナイフを片刃仕様にしてみることにした。

裏面を平に。
saji02.jpg

saji03.jpg

裏スキはさすがに入れない。
完全平面でもなく少し膨らんでいるが鎬は無くした。

アトマエコノミーの荒目でゴリゴリ削っているのだが、この段階で切れ味がおそろしく良くなる予感。
VG10は藤次郎のコバルトなどはよく研ぐことがあるが、それらと違って粘りのある良い感じのカエリが出る。

さあどうなるか。
ぼちぼち仕上ます。
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