パソコン修理中

先月のはじめにPCが故障した。


セーフモードで起動するが、通常モードでは一晩待ってもウンともスンとも言わなくなってしまった。
メーカーサポートに連絡したりOSの初期化を試みたり、いろいろ試行錯誤してみたのだがどうにもならない。
そこでメーカー修理センターに送ることになってしまった。

先月中はほとんどずっと、古いノートPCを引っ張りだしてきて、ネットを見ることぐらいはできていたのだが、動画編集どころか静止画の処理でさえ動作が鈍く、ほかにも諸々問題があってブログの更新なんかぜんぜんやる気になれなかったのである。


発送して1週間ちょい過ぎてから漸く連絡があった。

曰く、

・HDD(ハードディスクドライブ)の不具合を確認した。
・概算修理見積もりは44,000円、今後変わるかもしれない。
・検査して正式な見積もりを出すと、そのあとキャンセルしても4,860円が必要だが、このまま返送すれば無料。

ということだった。


高っ!!!

問題のPCには500GB(ギガバイト≒10億バイト)のHDDが2つ入っている。

いちおう書いておくが、HDDというのは記憶装置だ。ほとんどすべてのプログラムはHDDの中に入っている。データもHDDの中に入っている。非常に重要な部品なのである。

そしてパソコンの部品の中でいちばん壊れやすいのはこのHDDだ。

そのため、私は主なデータは外部記憶装置の中にだいたいバックアップしてある。
だから、HDDの不具合であることが確かなら、新しいのを買ってきて交換すればいいわけだ。
交換はたいして難しくない。プラモデルよりはるかに簡単だ。

500GBのHDDの相場を確認してみた。するとたったの7千円ぐらい。
6倍の容量の3TB(テラバイト≒1兆バイト)でも1万3千円ぐらい。

44,000円という見積もりはべらぼうに高すぎるのである。
意味がわからない。
ちょっとした新品のパソコンが買えてしまう。

プログラムを再インストールしたり初期設定したりあちこちのサイトにログインしなおしたりするのはすごく手間がかかるが、メーカーに修理してもらってもデータ復旧を約束してくれてるわけじゃない。出荷状態で帰ってきたら、どうせだいたい同じことをしなければいけないのである。


一昨日ようやく問題のPCが戻ってきた。

さっそく秋葉原にパーツを買いに行ってきた。
メモリも4GBから20GBに増設して32bit版だったOSを64bitに変更してUSB3.0のアダプターも装着した。

まだちょっと手直しすることがあるのだが、身動きが取れない蛹から脱皮した蝶のように快調になった。


そんなわけで先月はブログ更新が滞っていたのであるが、これからはまたもう少しマメに更新できる予定である。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

Re: 使い捨ての世の中

KENさんコメントありがとうございます。

> 某巨大メーカーは研ぎのサービスとかやってないですよね・・・。

包丁の巨大メーカーっていうと貝印でしょうか?
貝印さんはジョイフルホンダに出店していて、研ぎのサービスされていますよ。
グラインダーに刃先を当てて火花散らしてましたが・・・(^^;


長く使えるものはいいですね。
包丁の良し悪しについて良く言うんですけど、けっきょく、使い慣れて愛着のわいたものが使ってる人にとって一番良い包丁なんだろうと思います。新品を買うときは、愛着を持って使い続けられるかどうかということが大切だと思います。
高くてもいいから修理して長く使いたいというお客さんはうれしいですね。

iPhoneはバッテリー内臓で数年で使い捨てることを前提にしてるようですが、設計思想がどうしても好きになれません。GALAXYの方がまだマトモだと思います。
コンピューター関連はCPUや記憶装置の性能向上速度が速いから、どのみちそう長い間使うものじゃ無いのかもしれませんが。
ぼくにとっては電話機なのでw

使い捨ての世の中

BROさん

包丁も、安物買って、切れなくなったらポイっ!っていうのが増えてきてます。いや、安くないのを売ってる某巨大メーカーは研ぎのサービスとかやってないですよね・・・。

残念ですよね。私は買ったものはずっと使っていたいタイプなのでそこそこの包丁を買ってあとは丁寧に使っていこうと思ってます。最近は他のキッチン道具もずっと使い続けられるものに買い替えていこうと物色を始めました。長く使うと愛着湧いてくるのが好きです。

Re: No title

ボステリさんこんにちわ!

ホンネかどうかはわからないけど、4年ぐらい前のPCを古いと言ってディスるのは営業目的が大きそうですね。
包丁と違って性能進化が大きいのも事実ですけど。

ぼくのノートは確認すると10年も前のものでした。
このデスクトップを買ったのは2年前だから、それまで8年モノを使ってたようです。まあでも5年サイクルぐらいなんでしょうかねー。

かねがね、動画がテレビと同じレベルで見られる程度まではパソコンはまだ性能向上する余地があると思っていました。
テレビもモノクロがカラーになったときは大売れしたし大画面が一般化してデジタル規格になったあとはハイビジョンが大売れしたけど、3Dとか4K8Kとか、あとオーディオのハイレゾなんかは、オーバースペックだからマニアに売れるだけで爆発的ヒットにはならないんじゃないかなと思います。最高速度200キロ出る車みたいな感じ。

パソコンも、今のスペックで動画がだいたい問題なく見れてるから、このスペックで周辺機器なんか合わせて5万円ぐらいになったら、パソコン性能としてはもう十分なレベルになって、最新性能より耐久性が求められるようになるような気がします

10年前のでもテキスト編集やエクセルやワードはまったく問題無く使えるので、そういう用途に特化して、ネット接続しないPCとして活用しようかなと思っています。各種ソフトのアップデートもウィルス対策もいらないわけだし。
ただ、ノートだからバッテリーの寿命はネックですね。

リチウムイオンバッテリーの性能向上で製品寿命がバッテリーに依存する電化製品が増えましたが、ライフサイクルが短いのでできるだけ敬遠したいです。バッテリー内臓で交換を前提にしてないスマホにも、どうも乗り換える気になれません。タブレットはちょっとほしいけど。
昔のオーディオ製品みたいな数十年経っても名機といわれるようなものは、今の情勢では生まれにくいんでしょうね。

No title

この間電気屋のPCコーナーを覘いた時、4年前のノートPCを使っていると言ったら、「そんなに古いPC使ってるんですか?」と言われました。
ノートPCは3年で買い換えるのが普通みたいです。スマホの2年よりましですが…。
PC不具合修理見積もりをメーカーに出すととんでもない金額になることがほとんどですね。包丁と同じようにメーカーは新品を買って欲しいのでしょうかね~?仕方ないので新品に買い換えてます。
プロフィール

BROさん

Author:BROさん
東京都練馬区の研ぎ師です。
営業案内
ご依頼はこちら
ご意見・ご質問はこちら
ご利用頂いたお客様からのご意見ご感想はこちら

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QR
リンク