変わった錆

柄の交換。

割って膨張している錆を落としてみると変わった状態になっていた。

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拡大。

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虫食いのように穴が空いて、二層になっている。

これはいったい何か?

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峰側から見ると割り込み利器材であることがわかる。

つまりおそらく、これは錆びにくいステンレスに錆びやすいハガネを割り込んだ利器材だ。

中心のハガネが柄が膨張するほど腐食して、写真に写っている部分ではもはや無くなっている。

そして両側のステンレスは、ステンレス特有の孔食によって虫食いのような穴がたくさん空いているわけだ。

こういう状態のものは初めて見た。


どうしよう。

芯のハガネはボロボロだが全体としてはけっこうしっかりしているので、少し補強すればこのまま活かせそうだ。

ハンダでも流し込もうかと思ったが、ガルバニック腐食という現象で錆びやすくなってしまう危険があるのでやめた。

する私にある選択肢は金属パテかエポキシだが、浸透性が良いのでエポキシで補強を試みることにした。


現在作業中。
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