やっちゃった!

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先が折れてしまったハサミ。
これまで2回目・・・いや、3回目の失敗。
幸い、お客さんには代替品の提供でご容赦して頂けた。

今回はしかし、あまりにもあっさり折れてしまった。
見た目が新しくきれいなハサミだったので油断していた。

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表面の凹凸が気になる。
孔食か?
先の鋭い何かで叩いたのだろうか?

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黒錆の気配は全く無いので孔食ではない。
外圧をかけたのであれば周辺が盛り上がるなり凹むなりしそうだし、穴の形状や奥の形状もマチマチだ。
すると、もともと凹んでいたということだろうか?

新品でこんなデコボコがあったとすると、ブレードの部分も鋳型で作られたハサミかもしれない。
今の裁ち鋏は、柄の部分はほとんど鋳型に溶けた金属を流し込んで作る鋳造で、刃の部分と溶接しているのだが、これは刃の部分も鋳造ということだろうか。凹凸は鋳型に鉄を流し込むときに空気か夾雑物が混入した痕ではないか。


断面。

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ハサミ以外で折れた刃物鋼の断面を撮影したことが無いので(グラインダーなどで切断したものならあるが)、ふつうどうなるのかわからないが、脆そうだなあっていう雰囲気。思い込みかもしれないけど。

どうしたら折損を回避できるだろうか、ということを考えるのだが、今回については今のところちょっと思いつかない。
表面がデコボコのハサミにはとにかく気をつけようと思う次第。
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テーマ : ハサミ
ジャンル : 趣味・実用

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