ナゾの包丁

20年以上前、バブル時代に、関西に住んでいたとき、大阪だか奈良の百貨店でやっていた物産展で買った。けっこう高かった。
とのこと。

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ずんぐりむっくりしたペティナイフかとおもいきや、

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片刃なのだ。
同じようなものがほしいのだが見つからない、という。

ずいぶん研いで小さくなった、とのこと。
しかし、中子の太さ、銘の字の大きさのバランスなどを考えると、少なくとも身幅はそれほど極端に減っていないと思える。
柄も交換したそうなので、もとがどんなふうだったのか、想像しづらいのだ。

2~3の研ぎ屋で、片刃は研げない、と言われたそうだ。
片刃が研げない研ぎ屋って・・・(^^;

両刃に改造しないか、と言われたこともあるそうだ。
合わせ包丁を両刃に改造って・・・(^^;;;

イカ裂きぐらいの大きさかな、とも思うが、ちょっと違う気がする。
しかし、研ぎ減ってこの形だとしたら、かなり上手に研がれてきたと見受けられる。
変な研ぎ屋に頼まなくてよかった。
東京では阿佐ヶ谷のしんかい刃物さんにも出したことがあるそうだ。
奈良にお住まいになっていたときには、ご近所に刀の研ぎ師がいて、研いでもらっていたのだという。
3か月で研ぎ直すか半年で研ぎ直すか聞かれて、それに応じて刃付けを考えてくれたそうだ。すばらしい。

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裏を当ててみたところ、思ったほどにきっちりしているわけでもなかった。
けっこうベタ裏。
とはいえ、ちゃんと裏押しはでている。

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「伝統工芸士 堺 政昭 作」だろうか?いまはもういらっしゃらないと思う。

どういう包丁か、何かご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。
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