変わった包丁

料理の写真を撮影したりするのに、会社で使っている、という包丁が、数本持ち込まれた。

お客さんにテーブルの上に並べてもらって、牛刀が2本、三徳が2本、菜切が1本、出刃1本、と数えていって、

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お客さんが立ち去ったあとで、この菜切包丁をヒョイともちあげてみたら、



















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薄刃だった(笑)

洋包丁の柄の薄刃包丁は、初めて見た。
もちろんステンレス。
http://www.sakai-tohji.co.jp/products/detail.php?product_id=65

刃先だけ段刃に研がれていた。

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藤次郎や関の孫六で、洋柄・ステンレスで片刃の柳刃や出刃がある。薄刃は見たことがないが。

そういうのは、だいたい裏スキがすごく浅いのだが、さすが堺刀司、裏スキが深い。研ぎやすくて好感。


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”刃先だけ段刃研ぎ”は、出張の研ぎ屋さんがやっていったそうだ。

薄刃に段刃はいかがなものかとも思うのだが、この包丁は合わせではなく全鋼丸焼きなので、ベタ研ぎで刃角度が浅すぎると刃持ちが悪そうだ。
実は私も、自分の家で使っている薄刃はベタではなく蛤気味に研いでいる。

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この包丁も、桂剥きなんかしない、ということだったので、蛤気味に仕上げた。

使い勝手はどうなんだろう。
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