摺り上げ!

八寸かな?九寸かな?
お客さんが、中子が根元からポッキリ折れた牛刀を持って来た。

「これは溶接しないとダメですねー。お金かかりますよ。」

といったら、

「もともと長くて使いにくかったのよ。ここを、こう、切って、短くして、中の鉄を作ることはできないのかしら?」

と、お客さんから提案してきた。
私は貧乏性なので、刃をぶった切って摺り上げる修理は、もったいない気がして、こちらからお勧めすることはあまりない。
しかし、元がこれだけ長ければ、ちょうどいい塩梅になりそうだ。

六寸ぐらいで線をひいて、

「こんな感じで、いいですか?これで、和包丁の柄をつける、でよければ、グっとお安くなります。」

「そうね、それでお願いします。」


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ちょうどいい感じになった。

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しっかり柄埋めもしておいたので、もう折れたりはしないと思う。
末永くかわいがってあげてほしい。
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