ジャイアントな牛刀

尺の牛刀。
錆び具合がハデだが深くはないので、錆にナンギさせられることはなかった。

牛刀尺0013




この動画は初めて新しいカメラで撮影したもの。

α700というだいぶ昔のデジ一を、ずっと使ってきた。ほとんどの写真は単焦点30㎜マクロレンズで撮影している。動画はコダックのプレイスポーツというデジカメを使ってきた。

刃物の撮影にはα700でも十分な性能だったのだが、今どきの動画撮影機能もついてくれていると有難いと思っていた。画質向上が期待できるということもが、何より持ち歩く機材がコンパクトになるからだ。

α700の後継機種はα77で、最新機種はさらに進化したα77マークⅡだ。
このα77Ⅱの登場によって、初代α77の中古価格が新発売当初の三分の一ぐらいになっていることを知った。そこで初代α77の中古を買ってみたのである。

使ってみたところ、だいぶショックな誤算が3つもあった。

ひとつはこれまで使っていたメモリーカードが使えなかったこと。高画質になるとデータサイズが大きくなるので書き込み速度が速い最新のカードじゃないと使えないのだ。メモリーカードで1万円以上もするのがあるのは知っていて、何じゃそら?と思っていたのだが、存在理由が理解できた。

もうひとつは録画時間。気づくと途中で勝手によく止まっているのだ。液晶画面を使うのでバッテリーを食うのかと思ったが、バッテリーにもメモリカードにも余裕があるのに止まっている。
取扱説明書を読んでも理由がわからなかった。中古なので不良品だったのだろうか。
2~3日かけていろいろ調べたりネットで教えてもらったりして、だいたい理由が判明した。
まず、MPEGという形式で録画する場合、ファイルイサイズが2GBで勝手にとまる。前のカメラも2GBになると次のファイルに自動的に移行していたのでそれ自体はカメラの問題じゃないと思うが、この新しいカメラは次のファイルに移行せず止まってしまうのだ。録画時間にするとだいたい15分~20分ぐらいだ。
しかしMPEGではなくAVCHDというファイル形式なら、前のビデオカメラと同じように自動的に次のファイルに移行してくれることがわかった。
ところがAVCHD形式でも29分で停止する。どのファイルも必ず29分で停止している。次のファイルに移行していない。
これはカメラの仕様なのだそうだ。EU圏に輸出する際に、基本的に静止画を撮影するスチールカメラより動画を撮影するビデオカメラの税額の方が高く、30分以上録画できるとビデオカメラ扱いになってしまうから、という理由なのだそうだ。アホらしい。EU仕様だけ録画時間制限つければいいのに。
このほかに、カメラ本体が熱くなると自動的に停止する機能があるそうだ。機能が少なくチープなビデオカメラより液晶画面などの発熱量が多いために止まりやすいようだ。夏場は気を付けなければいけない。

最後は大きさ。
α77自体は多少α700より大きいようだが、それほど大きくはない。しかし画角を広く得るためにこれまで使っていたのとは違う24-70㎜マクロというズームレンズが必要になってきた。これ一本で24㎜の広角から70㎜の望遠までカバーしてくれる便利なレンズなのだが、この一本が、いままで使っていた30㎜マクロレンズとプレイスポーツというビデオカメラを合わせたサイズよりたぶん大きく、重たかったのだ。
さらに、バッテリー消費量が多いのでスペアバッテリーと充電器も必要。
これが最大の誤算だった。だってコンパクトになるのを期待してたんだもん。

あと、電子式ファインダーがやはりイマイチ慣れない。いまのカメラはペンタプリズムなんか使ってる方が少ないけどみんな気にせず使ってるから、そのうち慣れるんだろうと思うけど。
それから、電源をOFFにし忘れているとほっといてもバッテリーがばんばん減っているのも困る。
AFで撮影してるとAFの動作音がうるさい。AFがバンバン動いて見づらい。
MFの固定ピントで離れて撮影しているとずっとピンボケになっていても気付かない。

ソニーはデジタル一眼レフカメラのメーカーとしては最後発で二大巨頭のキャノンとニコンにはぜんぜん追いつけないのだが、最近はミラーレス一眼市場で人気が高いらしい。ミラーレス一眼なら確かにかなりコンパクトだ。なぜミラーレス一眼を買わなかったのかというと、おなじαシリーズのカメラでも、ミラーレスには今持っているレンズを取り付けることができないからなのだ。
マウントアダプターというものを使えば付かないわけではないのだが、調べてみるとマウントアダプターの値段が中古のα77に近いし(笑)

欠点というのはすぐに気がつくものだけど、まあ、たぶんこれから使い慣れればたくさん良い面が見えてくるのだろう。そう期待している。
静止画はあまり変わらないと思うが、これから動画はちょっとマシになっていくかもしれない。
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