変わった鰹節削り

カンナは台調整とか裏出しとかできないので本職の大工さんが持ってくるものはほとんどお断りするが、家庭用の鰹節削りぐらいはお研ぎさせて頂いている。

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この鉋刃だが、横からみると・・・


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薄っ!!!(砥石目は#220)

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そして何が 「変わった」 なのかというと、

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トレードマークがニャンコみたい。

じゃなくて、

裏スキが浅い!

じゃなくて、、



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裏に刃境線があるし(^^;; (明度/コントラスト調整)


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いや~~んこんなの初めて~~♪

刃先が裏から角度をつけて研がれていたので「なんじゃこりゃめんどくさいなー!」と毒づきながら荒砥で裏押ししていたら、出現したのだ。割り込みの鉋刃!(笑)
この裏を、どう研ぐのが正解かわからないのだが、まっ平らにするといろいろ支障が出るかもしれないので少し斜めの浅利刃状に仕上げた。作った人は研ぎ直すことはあまり考えてないと思う。あるいは、拘る人ならもっとちゃんとしたの買うだろーみたいな発想だろうか。
いまの時代にこの手のものを作ることを企画したら非鍛造の利器材を打ち抜いて熱処理した刃が使われると思うのだが、ちゃんと鍛造してあるので、利器材がまだ普及していないけっこう昔の道具ではないだろうか。
そういえばナゾの両刃の出刃包丁というのが去年あったが。
青山熊野神社ではナゾな刃物がいろいろ出てくる。


追記

トレードマークはニャンコではなかった。が、判読不能。「TRADEMARK」と書いてあるのはわかる。
詳しいことをご存じの方がいらっしゃったら、教えてください。

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