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溶接になった。

先日の中子の短い包丁は溶接修理することになった。

(1)ジョイフルホンダで買ったド鉄の板材を、適当な長さにカットする。
(ディスクグラインダー日立G10VH+飛騨の匠ゼロハチ使用)
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(2)線を引いておおまかに削っておく。
(日立BGM50使用)
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(3)遮熱用アルミブロックで挟んで溶接してもらう。
溶接は鉄を溶かしてくっつけるので1500℃以上。アーク溶接のピンポイント加熱でも普通にやると刃体まで熱が回って焼きが戻ってしまい柔らかくなる危険がある。
アルミは鉄より熱伝導率が高いため大きめの角柱で刃元をクランプしてやると熱を吸収して刃体に熱が回らない。CPUのヒートシンクとおなじ理屈。
溶接直後にこの状態で指で刃体に触ることができるので、刃体温度は40℃以下。

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「見える部分じゃないしどのみちあとで削って調整するから、大盛り気味で。」と依頼している。

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(4)柄に合わせて削る。
厚みは柄とちょうど同じぐらい、幅は穴より少しだけ大きめぐらいで。
なお、中子を削って減らしたくない場合には、柄の穴の方にバーナーで焼いた中子と同じぐらいのサイズの鉄片を突っ込んで広げておくこともある。

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(5)バーナーで中子を焼いて(遮熱ブロック使用)、木槌で柄尻を叩いて、しっかり差し込んで終了。(研ぎはまだ。)
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ジャンル : 趣味・実用

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