FC2ブログ

竹割鉈

ヤフオクで手頃そうな竹割鉈があったので落札した。
鉈は2本持っているのだが細かい細工には重くて大きいのだ。

落札した竹割鉈の商品紹介画像。
001_20180413131930fe4.jpg

002_20180413131932142.jpg

003_20180413131932219.jpg

006_201804131319371d6.jpg

007_20180413131936604.jpg

004_20180413131934eba.jpg

005_20180413131933ff9.jpg
(以上、ヤフオクの商品写真を拝借。)


うーんこれは、アレじゃないかなあ?
と思ってはいたが、届いてみると、やっぱりアレだった。


残欠。

DSC02887.jpg

DSC02892.jpg

柄に差し込んだままずーっと使っていたようで、中子の腐食が激しい。
刀身の朽ち込みもかなりひどく、軽くざっと錆を落とすぐらいではどうにもならなかったので、あらと君でゴリゴリ削ってなんとかシノギが立つぐらいに整形してみたが。

0006_2018041313254549e.jpg

0007_20180413132546344.jpg

0008_201804131325483de.jpg

0009_201804131325511c2.jpg

0010_20180413132552af0.jpg

これ以上削るのはマズいかもしれない。
というか、そもそも形が変。
刀に詳しい方なら一見して気づくと思うが、ハマチが無いのだ。
魚ではない。刃区と書くハマチだ。
棟区(ムネマチ)はちゃんとあるのでその反対側におなじぐらいの幅の刃区が無いとおかしいのである。
どうも、刃区が無くなるまで研ぎに研ぎまくったらしい。
刀というのは包丁と違って割込みとか合わせという構造ではなく、真ん中に柔軟性のある芯棒が入っていて外側を硬いハガネでくるむという構造になっている。
指で撫ぜた感じでは、どうも先端から3分ぐらいのところから刃元にかけて、ハガネが無くなってしまって柔らかい芯鉄が出てきてしまっている気配だった。違うかもしれないが、確認のためには砥石を当ててみなければならない。刃元はこれ以上減らしたくない。
刃物としてはもう再利用不可能で寿命の可能性があると思った方がいいのだろう。

もう一本の方はちゃんと使えるし。それ一本で総額3000円ぐらいと考えると割高だが、変わったオブジェがついてきたということで良しとしようw

観光の外人さんなんかは喜びそうなのでオブジェとして活用できないかと思っているのだが、こんなのでもやっぱり「刃物」扱いになって銃刀法とか軽犯罪法の携帯規制の対象になるのだろうか?ぜんぜん切れないけど。切れなくても「少許の加工」で切れるように刃付けができると刃物扱いになる、という理屈は知っているが、物理的にハガネ切れしてそうだしなあ。
「少許の加工」ってどれぐらいよ?とか、切れるってどの程度?とか。
刃物関係の法規は判断基準がアバウトで困ります。

関連記事

テーマ : 刃物
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

BROさん

Author:BROさん
東京都練馬区の研ぎ師です。
営業案内
ご依頼はこちら
ご意見・ご質問はこちら
ご利用頂いたお客様からのご意見ご感想はこちら

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
QRコード
QR
リンク